アナログカメラ |
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まだほとんどがこの方式のカメラです。昔はビデオテープに映像を保存していましたが最近はHDDレコーダーに記録するのが多くなってきました。
カメラを交換する場合、すでにアナログケーブルが設置済みの場合はコストが安く上がります。
アナログカメラもHDDレコーダーが普及してきましたのでカメラの性能がよければかなり高画質で記録保存できます。
価格が安いのと小型化できるのがこのカメラの魅力です。
それに映像を見るだけなら構造が簡単なのでパソコンを必要としません。 |
ネットワークカメラ、IPカメラ、メガピクセルカメラ、HDTVカメラ |
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これからの時代はこの手のカメラが主流になることは間違いありません。
現時点ではアナログカメラよりもコスト高(ものによって違います)ですがLANケーブルで配線ができるのでアナログカメラのようにケーブルをモニターの終端まで引く必要がなくネットワークハブに取り付けて設置できるので設置工事がしやすくなります。また、映像と音声、データ信号等も一つのケーブルで行えます。
無線LANやインターネットで遠隔地の映像を見ることが可能で、パン・チルト・ズーム機能のあるネットワークカメラは遠隔操作できるのもこのカメラの利点です。
また、パソコンで数十台のカメラをモニターすることも記録することもできます。
カメラにもよりますがアナログカメラよりは数段に綺麗です。
さらにその上を行く高画質メガピクセルカメラ、HDTVカメラも価格が下がってきて導入しやすくなりました。 |
アナログか、IPデジタルか? |
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従来のカメラの映像で十分満足している場合や近くを映す場合はアナログカメラでもいいと思います。
また、取り付け台数が多い場合や予算が限られている場合もこれでいいかもしれません。
ネットワークカメラの映像は確かに美しいのですが通信速度の関係で映像の動きがぎこちなく映ることがあります。(カメラや環境にもよりますが・・・)
アナログカメラではこのようなことが起こりません。
またネットワークカメラは時間のずれが生じます。
地上波デジタル放送の時報が遅れるように動きが遅れます。
さらに多くのネットワークカメラを接続するとネットワークに大きな負荷がかかります。
高画質の映像を配信しようとすると ネットワークカメラを接続するハブも性能のよいものを導入しなければカメラの性能を発揮できません。
また、それらの映像を記録するレコーダーも高い負荷がかかるので高性能のものが必要です。
トータルバランスの設備、設置工事費用はアナログカメラ設置よりも割高になることもあるでしょう。 |
しかし・・・ |
1.3Mピクセル
DG-NP304V |
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ネットワークカメラの映像を一度見てしまうとアナログカメラの映像がすごくぼやけて見えます。
今までは何とも感じず 「まあ、こんなものだろう。綺麗に映っている」 と思っていたのがです。
地上波デジタル放送やBSハイビジョンを見てアナログ放送を見ると「映像がなんかぼやけている」ように見えるのと同じようなものです。
ただ、放送用の品質とこの手のネットワークカメラの品質とは桁が違うのでそこまでひどくはありませんが・・・
でもメガピクセル、HDTVのネットワークカメラの映像は非常に綺麗です。
解像度が高いので映像が大きな画面で動くのでこれを見てしまうと少々高くても・・・と思ってしまいます。
まあ、用途にもよりますが・・・
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結論は・・・ |
このような小さい
カメラはアナログ・・ |
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用途に応じて使い分ければよいと思います。
導入コストはアナログのほうが圧倒的に安いと思います。(システムを組んだ場合と従来の配線設備が使えるとこを前提で)
それに小さいアナログカメラしか使えないところや設置場所の関係でアナログカメラのほうがよい場合があります。(最近は小型ネットワークカメラも多数存在しますがまだ高価格です)
ネットワークカメラはこれから導入が増えていくと思いますがそれにつれて価格も下がってきます。
メーカー間の競争が激しくなることが予想されるので高性能ネットワークメガピクセルカメラが導入しやすくなるでしょう。
その時には光回線のインフラも良くなっていると思います。 |